構造材へのこだわり

木の香りって落ち着きませんか?
木造在来工法の場合、構造材には様々な樹種が用いられています。国産材なのか、外産材なのか、無垢材なのか、集成材なのか。それぞれに特徴があり、コストや、質感、特性などを考慮し、どこに価値を見出すかにより、判断して頂く事となります。

1.無垢材と集成材
丹生では、日本の高温多湿な気候の中、湿気に強いその土地で育った国産材を使用します。軽く、強度があり、耐久性、腐朽性、調湿作用や殺菌作用にも優れた、『国産杉または桧』を構造材として、使用します。薬品漬にせずとも害虫などに抵抗する力を持っています。
2.木材の乾燥・品質
木は乾くと強くなる。木の強さは含水率によって変化します。グリーン材と呼ばれる乾燥が不十分な木は寸法変化、強度低下、反り、割れが生じやすくなっています。『丹生』では天然乾燥と乾燥装置により含水率20%未満になった木材を仕入れ、使用します。その他、含水率や強度(ヤング係数)を明示し、木材の産地認証も発行し木材の品質管理の徹底を行っています。

提携林業(川上さぶり・川上産吉野材販売促進共同組合)がプライドを持って育て上げた木を駆使し丹生がプライドをかけて創ります。